中古・リサイクル家具
「モッタイナイ」は地球環境にやさしい！
昔は、家具は代々引き継がれて嫁入り道具になったりするほど、一つの家具を長く大切に使ってきました。そこには生活習慣が長い時代に渡ってあまり大きな変化が無かった事も要素としてあります。
現代のように多様なライフスタイルが混在している社会の中では、生活の質と経済的な制約を考えると、ライフステージの変化や住居の移転に伴って、自分たちに最適なアイテムで暮らしていくというのが合理的です。
そうなると、使えるのに要らなくなる中古品というのが出てきます。リサイクルショップでは、そういった「モッタイナイ」様々なアイテムを扱って、社会全体の再利用に貢献しています。
バブル以前の日本では、新品信仰のようなものがあり、中古品に対して毛嫌いする傾向があって中古流通は、自動車など極一部の製品群しか活性化していませんでしたが、欧米では、様々な製品群に対して中古品の売買は一般市民の間でも積極的に行われていました。インターネットが入ってきたときにオークションがいち早く立ち上がったのも、そんな背景があります。
現在の日本では新品信仰の傾向は弱まり、世界全体のエコの動きから、リユースというのが一つの市民権を獲得してきていますが、家具に関してはまだこれからというところです。以前リサイクルショップで見られた中古家具は、どちらかというと使い道のない家具や安物で壊れかけのような家具が並んでいて、本格的に使おうと思って買いに行くには厳しいものでしたが、最近は専門のショップもできてきて、掘り出し物も見つかります。なんといっても価格がぐんと低いのも魅力です。
通常のリサイクルショップでは、消費者が一旦購入した後使わなくなったものを買い取って再販売しています。その為、中古品の質には非常に大きなばらつきがでます。
そこで、始めから再販売することを前提にレンタルで貸し出し、レンタル終了したものをリユースアイテムとして販売・再レンタルする家具店（https://www.stylics.com）もあります。この場合、利用者が返却することを前提に使用するため、良品が出やすいのが特徴です。モデルルームなどで使用されたアイテムなど高級品が安く手に入る場合もあり、出てくるアイテムを時々チェックしておくと掘り出し物に出会えるかもしれませんね。
家具は質の良いモノほど長く使える一方変化に応じて替えていく必要もあり、本来、オーナーを変化させてリユースしていくのに適した製品です。ホテルなどに泊まった時に使う家具は、ある意味みんな中古状態です。新品に拘らず、ライフスタイルの変化に応じて、最適なインテリア環境を整えていく。そんな発想で、地球環境にも貢献していきたいですね。
