激安家具
本当に自分にとって意味のある努力をしたい
世の中に「激安家具」という名前の商品はありませんが、家具店がチラシで出したり、ネットでユーザーが検索する際には、よく使われる言葉です。
家具は、大きな買い物なので、少しでも安く買おうとする心理が働きます。もちろん全く同じモノで全く同じサービスであれば、安い方が良いのですが、家具は、全く同じモノを全く同じサービスで見つけるのがなかなか難しい商品です。
家具はライフステージの変化の時に必要で、毎日使って毎日目にする点でも、生活の質を決める重要なアイテムです。家具は「高い」と言われますが、その利用期間の長さや利用頻度から考えて、しっかりとした投資をしておくのに十分意味のある存在と考えることもできます。
例えば、「長く使えるから」と奮発して買ったバッグやコートを使った回数でわり算して一回に使った料金を、ダイニングテーブルの１０年ｘ３００日（外食することもありますので割り引いています）ｘ２回（朝、夜）＝６０００回かけてみてください。凄い金額になりませんか？逆に、２０万円のダイニングテーブルも、一回当たりにすると３０円強です。家族３人なら一人当たり１０円ちょっと。
激安のものを一生懸命探すのは、この１０円ちょっとをなんとか７円とか８円とかにできないかなぁと頑張る事なんですが、家具の暮らしに与える影響を考えると、そこに頑張るよりも、むしろどんな家具が自分たちの暮らしを良くしてくれるかを一生懸命考えた方が賢くないでしょうか？下手をすると、７円だと思って喜んで買った家具は寿命が半分だった場合、１４円になって、むしろ高くなってしまうかも！
人生のどの部分をどう過すかという自分のライフプランとともに、暮らしのデザインも後悔しないようにしたいですね。
