家具[kagu-navi.jp]ホーム > 木など家具の素材 > 革の家具 > 合成皮革(合皮)の家具

合成皮革の家具(合皮)

個別に決めたら予算はうなぎのぼりに!?

進化してより本物に近くなる「合成皮革」

合成皮革は、基盤となる布に合成樹脂を被せて、天然皮革に似た状態に作った皮革です。厳密に言うと、樹脂の染みこませ方や樹脂の種類によって、人工皮革、塩化ビニール合成皮革、ポリウレタン系合成皮革に分かれます。家具選びをしていて、時々目にする「ソフトレザー」というのは、最後の「ポリウレタン系合成皮革」の事です。塩化ビニールのものに比べて、より進化しています。

合成皮革は、価格が天然に比べて安いことやお手入れが楽な事から人気の高い素材です。特にお手入れの楽さは、比較にならないほどで、基本的には固く絞った雑巾で水ぶきをするだけです。(天然皮革のページのお手入れと比べてみてください)

価格の低いソファ(2Pで10万円未満のもの)の場合、合成皮革は塩化ビニールのものが使われており、見た目の感じや触った時のペタっとした感じから、天然皮革との差が明確ですし、通気性の悪さから長く座ると汗が接触面に貯まってしまうというマイナス面が否めません。

ですが、価格の高いものになってくると、同じ合成皮革でもモノが異なり、特に最近のものは、天然皮革にも劣らない触感や通気性を持つものが出てきており、価格の問題ではなく、手入れの簡単さも考えると、むしろ合皮の方がいいと思う人も増えてきています。

天然皮革の家具