キャビネット

キャビネット

多用途なダイニングルームに名補佐役:キャビネット

ダイニングといえば食器棚が収納の主役なのでキャビネットというとあまりピンと来ないかもしれません。実際ダイニング用のキャビネットというのはあまりたくさんの種類が出ていませんので、インテリアにぴったりのものを選ぶのは簡単ではないかもしれませんが、最近の家造りの傾向からすると、意外とポイントの高い収納家具です。

最近の家造りの傾向としては、キッチンの収納を充実させて、ダイニングに大きな食器棚を置かなくても済むようになってきています。

ところが、ダイニングというのは、必ずしも食事をするだけの場所ではありません。お父さんは新聞や雑誌を読んだりします。お母さんは家計簿をつけたり郵便物を整理したりカタログで買い物をしたりさらにはここでアイロンをかけたりする家庭もあるかもしれません。洗濯物を畳んだりするのも高さが丁度良いので台として使っているなんて方もいらっしゃいます。子供が小さいうちは、ここで勉強する家庭もあります。

そうなってくると、実はダイニング以外の用途からくる様々なものがテーブルの上に置かれて、それらをしまう場所が近くに欲しくなります。

キャビネットはそういうときに便利な収納箱です。そういう使い方を想定しますから、選ぶときは、扉が見えなくなっているアイテムを選びましょう。また、サイズも、入れるモノを測って、必要な奥行きと高さを確認しておくことが肝要です。また、見た目もできるだけ部屋に溶け込むデザインを選ばないと、大きな邪魔者ボックスに見えてしまいますからご注意を。