ダイニングの椅子
チェアのデザインでダイニングを思い通りのインテリアに
ダイニングチェアはダイニングエリアのイメージを決める重要な要素です。面積が広いけれど単調な構造のテーブルや収納に比べて、ダイニングチェアは、特徴的な構造が持てて数も多いので、インテリアの中でアクセントの役割を果たすからです。
デザインのポイントは、アーム、脚、背、座面があります。
アームは、ダイニングチェアの場合、実用性と言うより、見た目の印象が、よりトラディショナルで落ち着いた感じが出ることがポイントです。当然アームがある方が値段が高くなりますし、４客全てアームありにすると、テーブルを広いモノにする必要も出てきます。
アームの椅子が格好良くて欲しいという時は、全てをアームにせず、アームレスと半々にして交互に入れるとか、ホスト席だけアームにするなどのコーディネーションもありえます。
脚は、素材がポイントになります。細くシャープな感じは、金属の方が得意ですし、安定感のある脚は木が得意です。樹脂による一体成形でできたデザインチェアなどもあります。デザイン上は、前脚よりも後脚の傾きが大事です。背の流れから脚にかけてのラインが綺麗に繋げてあり、緩やかな曲線を描いたモノが美しく見えて人気があります。
背のポイントは、高さです。通常は８０〜９０cm前後ですが、より低いモノはローバック、より高いものはハイバックと言われ、ダイニングに高級感を出したい場合はハイバックを選ぶと良いです。
もちろんローバックならよりお部屋を広く感じさせることができます。背が閉じているか抜けているかは好き嫌いがあると思いますが、格子のようにたくさん目があるものは、掃除が大変になる事に気を付けた方が良いです。
サイズとしては、自分の身長や脚の長さなどに合わせて、太股の裏にプレッシャーがかからない程度で、テーブルに腕が軽く載せられる程度の座面の高さを選びましょう。
