椅子
椅子はとても選択の幅が広い
椅子は、家具選びの中では、タイプのバリエーションがそれほど広くない割に、意外と選ぶ幅の広いアイテムの一つです。タイプのバリエーションが少ない理由は、ソファや収納などのようにサイズ展開が無く、複数で座るモノはベンチ(長椅子)と呼ばれるものがありますが、基本的には一人で座るモノを指しているからです。
一方で、椅子を選ぶ際は、サイズ展開以外にポイントがいくつもあります。まず、多くの人が最初に選択するのはデザインですね。椅子は、インテリアの中でも、最もデザインの特徴が出るアイテムで、多くのデザイナーが独自のチェアを発表しています。
デザインの中で大きく好みが分かれるのは、アームと脚でしょう。アームは、アームがあるか、アームレスかというだけでなく、アームから背への構造が緩やかに繋がったシェル型もあります。脚は、4つ脚か一本脚かという選択ももちろんありますが、その太さや形状により、シャープなイメージになったり安定感のあるイメージになったりと印象を大きく変えます。
もう一つ重要なのが、座り心地。座面と背面のクッションや形状に様々なバリエーションが持てる為、ここでも選択の幅が広がります。
このデザインと座り心地に共通して重要な要素に、素材というのもあります。椅子には、家具として使われる素材の全てのバリエーションが存在します。
それでは、具体的にどんな椅子の種類があるか、一つずつ見てみましょう。