量販店の家具売り場

消耗品が中心となってきた量販店の家具売り場

消耗品が中心となってきた量販店の家具売り場

もしかすると、もはやスーパーなどの量販店で家具を売っているということを認識している人は殆どいないかもしれませんが、一時期はかなりの流通量がありました。

百貨店が、高級品を中心に品揃えをしているのに対して、量販店や通販廉価な商品を中心にした品揃えで、家具の中でも周辺小物や消耗品を中心に販売をしてきました。今やネットにお株を奪われてしまっていますが、そもそもは量販店が、流通における価格破壊の主役でした。

量販店の中でインテリアコーナーと書かれた所に行くと、家具はこたつくらいで、あとはカーテンとカーペット、布団、スリッパなどファブリック中心、という所も結構多いと思います。実はこの「こたつ」というのが特殊な存在で、もともと家具メーカーが作っているものではなく、家電製品なのですが、日本の家庭にとっては「家具」であり「インテリア」で、和室の中心に置かれて、見た目もどう見ても「家具」ですよね。そんな、ちょっと中途半端な位置づけの製品は、家具を殆ど扱っていないインテリアコーナーという、これまたよくわからない存在のコーナーがぴったりで、量販店のように普段よく行くお店で買えるのがちょうど良いんですね。