アジアン家具

アジアン家具のテイストについて

独特な素材と色で生まれるアジアン家具のテイスト

アジアンテイストのインテリア家具は、アジアの中でも、特に東南アジアの地域を指しています。ここの主な国としては、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムといった国々でしょう。

時代の移り変わりによる変化はあまりありませんが、伝統的なアジアンテイストでは、現在のものより装飾が多いといった、他の地域と同じような傾向はあります。アジアンモダンと言われるものは、モダンの特徴であるシンプルさやシャープなラインというのが入ってきますので、この地域特有の像など動物の彫りなどは姿を消していきます。

このテイストの最大の特徴は、他の地域では使われない、ラタンやアバカ、アルロッグなど植物の素材です。(詳しくは草の家具を参照下さい) 蔓の部分を編み込んで、躯体として木や板の代わりに使われ、独特の形状を生み出します。また、表面が粗い状態のままの黒いスチールも、他のテイストでは見られない素材です。

色合いとしては、躯体の部分については、ラタンの明るい色合いとアバカや黒っぽいダークブラウンの木を中心にした落ち着いた色合いの2系統があります。ファブリックは、自然な風合いの生成が使われることが多いですが、意外と様々な色が混ぜて使われるのもアジアンの特徴です。

家具の素材というよりも、インテリアの中に、紫や朱色、緑、黄色などエキゾチックな色の布を取り入れています。このあたりの色遣いはタイシルクとしても有名ですね。

いくつか具体的なアイテムを見てみましょう。

アジアンのインテリアコーディネート例

アジアンソファ1

アジアンソファ2

アジアンチェア1

アジアンチェア2

アジアンリビングテーブル1

アジアンリビングテーブル2

アジアンリビングテーブル3

アジアンリビングテーブル4