ダイニングボード、カップボード
主婦の道具箱：ダイニングボード、カップボード
最近はキッチンの収納が充実してきているので、二人暮らしだけの家族ではダイニングの食器棚が使われない家庭も増えているかもしれませんね。ただ、家族が増えていくことや、ダイニングテーブルの上を綺麗にしておくことを考えると、ダイニングボードやカップボードがあるのはとても役立ちます。
カップボードは、その名のとおり、頻繁に使うコーヒーカップやボウル、お皿などを入れておく、やや小さめの食器棚を指すことが多く、ダイニングボードというと、インテリアとしての意匠性も考慮して扉の化粧板やガラスが美しい面を持つ大きな食器棚を指すことが多いと思います。
カップボードやダイニングボードは、ガラスを使って見せる部分もありますが、引き出しや見えない扉の部分もあるので、これがダイニングエリアでの整理整頓に役立ちます。
食器棚という名前の印象から食器や食事に関する道具を入れるもの、という固定概念が働きがちですが、それ以外にも、貯まっていく郵便物や家計簿などの書類、リビングでしまい切れない電化製品の備品、さらにはアイロンやアイロン台など、色々な収納に使えます。
ダイニングテーブルというのは、主婦のデスク代わりやアイロン台代わりになっている場合も多く、本来それに関わる収納が必要なのですが、ダイニングにキャビネットを置くほどのボリュームが無かったり、キッチンまで行かずにサッと取り出したいものが比較的多かったりする場合には、ダイニングボードを置くと、とても便利な主婦の道具箱になります。
その意味では、レイアウトも、ダイニングテーブルからあまり離さず、テーブルの向きと垂直に配置して、どちらの席側からでも近づけたり、後を振り返る動作無く確認できる動線にするのがベターです。
